SEO対策の重要性

個人よりも企業のSEO対策の方が重要

ビジネス会議

自社のウェブサイトを持っている人の中には「なぜSEO対策が必要なのか」と疑問を 呈する好奇心旺盛な方もいるでしょう。 その答えはビジネス面において有利なポジションを得るためです。 google、yahooの検索エンジンで自社の宣伝をしているホームページが目立つように なってくれれば、閲覧者も増えて顧客も増えて売上も増えてウハウハです。 逆に目立たない位置、8ページ目や9ページ目の下位表示だとそのサイトの存在意義は かなり薄れてしまうことになります。 そこまで後ろの方の検索結果だと見てくれる人もほとんどいませんし、誰も閲覧しない サイトは存在が無いも同然です。 顧客を獲得するために運営しているサイトなのに、顧客候補になる人が検索で探しても インターネット上にみつからない、みつけにくいようだとなんのために制作されたのか わからなくなってしまいます。 何かを調べようとパソコンで検索して調べ物をする場合、ほとんどの人は検索結果 の1ページ目から順番にチェックしていくのですが、チェックする時間は永遠ではなく 10分であったり1時間であったりと限られています。 なので最初の方に表示されているサイトは確認されやすいのですが、次のページ、 次のページと進んでいくに従って途中で満足してしまい見てもらう機会も減っていく、 それが検索結果の扱われ方になるのです。 SEO対策されていて1ページ目に表示されているサイトの方がなんの対策もされてない せいで5ページ目に表示されているサイトよりも、何倍もの閲覧者がやってくるので ビジネスで使っているサイトなら業績に大きな影響を与えるでしょう。 こうした話がいまいちわからない、ピンとこないという人がSEO対策を甘く見ている ようですので理解しやすいよう解説しますと、商店街や商用ビルで考えてみて下さい。 商店街の入り口に近い立地にあるショップは大勢のお客さんで連日賑わいますが、 最奥の行き止まりにポツンと建っているお店の暖簾をくぐるお客さんの数は少数です。 多くても1日3人、平日なら誰一人やってこないこともざらにあります。 商用ビルでも同じことが言え、しかもそのビルには自分と同じキーワードを持っている ライバル店しか入居していないのです。 腕時計を販売しているお店が1フロアに10店舗、そしてあなたのお店の位置は屋上 でこそありませんが16階建てビルの14階にあり、自分のお店と同じような商品を 扱っているショップがその下に130店舗もあるのです。 自分のお店を目当てに来てくれるお客さんも数人はいるでしょうが、腕時計目当ての ほとんどのお客さんはエレベーターで一気に14階へやってくることはせず、順番に 先頭からいくつものお店を巡回して品定めをするのです。 途中で気に入ったIWCの腕時計が見つかったらそこで購入してしまい、それ以降の お店を覗くことなく今日の買い物に満足して帰りの電車に乗り込むでしょう。 たとえそのお店より自分のお店のほうが安くて品揃えがよくても、その点をアピール するチャンスすらもらえないのです。 勝負の土俵に立つ前からライバル店との戦いに負けてしまうのです。 立地が良ければ人の流れも多く、冷やかしもいるでしょうが覗いていくお客さんも たくさんやってきてくれます。 これが検索で上位表示されるということです。 一方下位表示されるとは誰もやってこない僻地に出店しているも同然の行為で、 知り合いやお付き合いのある業者がたまに顔を出してくれる程度でそれ以外の来客は たいして望めない環境ということになります。 つまりSEO対策とは多くの人の目に触れるよう、良い立地で宣伝をすることに等しく、 お店の存在を知ってもらうためには今や欠かせない対ネット用対策なのです。