SEO対策の種類

SEOの内部対策と外部対策

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いくらかの知識を持っている人ならば納得する話ですが、SEO対策として採用される 技術は複数あり、その組み合わせによって良い結果になったり普通の結果になったり、 ガッカリする結果になることもたまにはあるようです。 ではどんな技術を用いてウェブマスターはSEO対策を講じているのかというと、まず 大まかにページ内要因とページ外要因に分けて話を進めていきましょう。 ページ内要因とはそのウェブページ内、サイト内、サーバ内だけで対策可能な方法で、 他のサイトの力を借りることなく自力のみで対策できる範囲の対策です。 検索エンジンにわかりやすいようソースを記述したり、キーワードを適切な位置に配置 するのがこれにあたり、知識と技術さえ持っていればそれほど苦も無く実行できる方法 なのでまずはここからスタートすることになるでしょう。 この反対がページ外要因で、対象のウェブサイトの外に対して行なうSEO対策なので 他サイトの協力を得なければならないため自力だけでは進められません。 主に自分のサイトにリンクを張ってもらうことがこれにあたりますが、勝手に他サイト からリンクを張ることができないのは明白です。 一流のSEO対策とはこの2つをバランスよく両立させることで上位表示を狙います。 どちらか一方だけ上手くても納得できる結果にはならず、両方が見事なまでに揃って こそサイト管理人の思惑通りの結果が生まれます。 ですがどちらがより重要かと言えば後者のページ外要因の方がより大きな要因となり、 こちらに注力したほうが効果が目に見えやすいようです。 その理由はページ外要因はサイト内でなくその外側からの被リンク数が意味を持ち、 価値を持ち、対象となるサイトの評価を上げてくれるからです。 簡単に言ってしまえばページ内要因のSEO対策は自分のサイトを検索エンジン好みに 修正するだけですので誰でも出来る、つまりどのサイトも同じように評価を得ることが 可能なわけで、どのサイトも皆同じようにやってしまえば差は極小となり、むしろ 対策していて当然くらいの扱いにもなりかねません。 なので検索エンジンもそこまで比重を置いているとは言いがたく、それよりも他者 からどう扱われているかを重要視するのです。 サイト内の小細工だけではどうしようもない部分、すなわちページ外要因を見て 「このサイトは外からも注目されているね、人気急上昇」と評価するわけです。 いつでも誰でもいくらでも対策可能だからページ内要因は評価の対象外ですよ、 とそこまで低い扱いでこそありませんが、それよりも公平な評価をしやすい要因 があればそちらを参照するのは自然の成り行きです。 また被リンクも単純に数が多ければ良いというものでもありません。 それが意味を持つことは否定できませんが、数さえ揃えればオッケーなんて単純明快 な方法では検索エンジンは褒めてはくれません。 リンクしているサイトが良質かどうか、そこもポイントになっているのです。 Googleは独自基準で各サイトに数字でランクを付けており、全てのサイトに0~10 の数字を持たせています。 この数字(ページランク)の高いサイトからの被リンクは高得点、逆にPageRank (ページランク)の低いサイトからの被リンクは低得点、となります。 評価の高い(グーグル的に表現すればページランクの高い)サイトからの被リンクが 多いほど「あの有名なサイトが認めているってことか、これは見逃せないな」となり、 こちらの株もあがる仕組みになっているのです。 わかりやすい被リンクの総数ばかりを気にしてしまう気持ちも理解できますが、その 作業が1段落したら今度はページランクも意識してリンクを増やす努力をしましょう。 ともあれSEO対策と被リンクは密接な関係がありますので、いつまでも貪欲に追加を していく項目になるかもしれませんね。